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EO of the year 2014-2015 受賞者インタビュー

EO of the year 2014-2015 受賞者

社会福祉法人檸檬会 理事長 前田 効多郎
和歌山県紀の川市古和田268-2
TEL 0736-79-7313  FAX 0736-79-7314

アントレプレナー 前田 効多郎

EOの決算期である6月の総会は、支えてくれた家族の前で、事業に、EOに、どれだけコミットして活動できたのか、1年間の集大成となるEO of the year!の受賞発表でした。
今年度の受賞者は、社会福祉法人檸檬会 理事長 前田 効多郎さんが受賞されました。

EO愛では連続1位の5期会長 森川さん、独立系のECの売上が低迷する中、今なお右肩上がりに成長し続けるハンコヤ 藤田さんを抑えての受賞でした。

前田さんが運営する社会福祉法人檸檬会は、保育園を運営する福祉法人です。
平成15年に和歌山で「れもん保育園」を開園後、平成19年に社会福祉法人檸檬会を設立し、13年間で29園と順調に増やして来られています。

元々は、介護事業で起業されたそうですが、介護事業に携わってもらうスタッフのためにつくられた託児所がきっかけで、保育園を運営するに至ったそうです。

当時は、複数園を運営する方は、ほぼ皆無。主な理由は、働き手を集めることが困難で、運営自体が大変であること。園を増やしても、収入が良くなることもなくあまり変わらないこと。運営自体も大変なこと。こういったことから、複数園を運営する方はほとんどおられなかったそうです。

少子高齢化社会の中で、時代の流れと逆行する様な事業転換に、周りからは散々反対されながらも、社会構造の変化に別の角度から目を向け、保育園の需要の高まりを感じ思い切った事業転換を行われたそうです。

前田さんのアントレプレナーとしての面白さと魅力を感じました。

もちろん保育に関する知識ノウハウがない中で義理のお兄さんを口説き落とし巻き込み、二人三脚で取り組んでこられていることも大きな成功要因です。また、閉鎖的な業界の中で、グループの保育園間での情報交換によるノウハウの蓄積は、今では大きな強みになっている様です。

EOに入ったきっかけは?

「実は、噂で聞きEOのサイトを見て興味が芽生え、人伝えにEO Osakaのメンバーに紹介してもらい入会しました。」と意外なきっかけに驚きました。最近、こういった形で入会する方が増えてきている傾向にあります。

EOに入って変わったことは?

「業績自体は、20年度約1億、21年度に園を4倍に増やして3.8億、22年度7.4億、23年度12億と順調に推移しながらも、昔みたいながむしゃらな気持ちを忘れているんじゃないか?と思う自分がいましたが、入会しEOメンバーに刺激を受け、より成長意欲が高まりました。」と実に嬉しいコメントも頂きました。

EOのどんなところが良い?

正直、まだまだ関わりきれていないメンバーが多いが、通常話すことのできない様な方々とざっくばらんにお話ができ、更にその話はすべて体験談としての実話が聞けることがすごい価値だと思います。
もちろん、NYユニバーシティーでは、まずまず経験できない様な経験が得られたり、フォーラムによる気づき、甘えが許されない環境、ここも素晴らしい価値だと思っています。
何よりも、とにかく楽しい!というのも良いところです。

これから注力したいことは?

「入会前からこれまでのノウハウを活かし、インターナショナルスクールを展開し始めており、5年で20箇所を目標に現在取り組んでいきたい。」とのこと。これが今回受賞できた大きな要因だそうです。

「今後は、日本の幼児教育はアジアでも高いレベル。将来は海外に展開したい。」と、すでに中国で準備を進められている様です。

EOメンバーおよび他の起業家へのメッセージ

今年、EO of the year という賞を頂きましたが、僕の成長は、これからです!
今年は更に力を入れ、本気で行きますので、負けることはないと思います。

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株式会社ポテンシャルユナイテッド 平野孝幸