世界中の起業家リーダが集まグローバルリーダーシップカンファレンスが5月11日～14日の日程でバンコクで開催され、私も参加いたしましたのでレポートしたいと思います。私は現在EOに入会してから10ヶ月が経ち、少しずつEOの雰囲気、考え方、提供していただけるコンテンツ、活用の仕方などを体感し始めEOの価値を感じております。

そんな中、今回参加したイベントは、48ヵ国、150の都市のEOの理事会を構成するメンバーが集まるグローバルイベントでした。参加起業家数はなんと1500名！初日の夜に行われたディナーは1,500名もの参加者が一堂に会し、圧巻のスケールでした！世界的な大企業起業家から、ベンチャー企業の起業家まで様々な企業フェーズの方が集まっており、また年齢も30歳から60歳以上までと幅広い方が集まっておりました。相互に気軽にコミュニケーションが可能で学びの多いグローバルイベントでした。

このグローバルリーダーシップカンファレンスを通じて、感じたEOから得られている価値をまとめました。

●EOを通じて様々な経営者と触れることで、自身の経営能力の向上という価値。
●EOのネットワークを活用してグローバル人脈を形成できるという価値。
●EOの優れたコンテンツを学び、自社に持ち帰って実践できるという価値。

まず、日本では、東京、大阪、東北と現在3つの拠点で活動していますが、アジアでは36の拠点、世界では150もの拠点で活躍する起業家が、今回のグローバルリーダーシップカンファレンスに集まってきています。それぞれの地域、国によって考え方や習慣が全く異なるため、必然的に自分とは違う意思決定を選択されるケースも多く、その経験を惜しみなく共有してもらえますし、自分からも積極的に共有していくことでより深い考え方ができるようになります。また、一方で普遍的に変わらない考え方もあり、EOの大切にしている5つの価値観 「Boldly Go!」「Thirst for Learning」「Make a Mark」「Trust and Respect」「Cool」は、万国共通で持っている思いでもあります。環境によって変化する価値観と、普遍的な価値観を照らし合わせて自分の持ち帰りにすることで、自身の経営能力の向上につながっています。

また、30名～40名前後のメンバーが1つのルームで自身の経験をシェアしたり、学びのあとの懇親会の時間をとおして、国と言葉の壁を越えて仲良くなれる機会が沢山あります。（私は言葉の壁はまだまだ高いですが、、）特に世界を意識しながら経営をされている方にとっては、その国のビジネス環境から、住まいの状況まで、アンテナの高い起業家から肌で感じている情報をシェアいただける貴重な場でもありますし、お互いのビジネスがWinWinとなる際には新しい仕事が創出されることもあります。

最後に、EOでは様々な優れたコンテンツを持っています。毎月の学びである月例会、お互いの経験のシェアを深くできるフォーラムをはじめとして、学生のビジネスコンテストを行うことによって自らも深く学ぶことができるGSEA、著名な経営者にメンターとなってもらい、自らの目線を上げることのできるメンターシップなどがあげられます。GLCでは、それぞれの運営の仕方をより深く学ぶことによって、自らも学びも深くなります。

グローバルリーダーシップカンファレンスに参加して得られた価値は非常に大きく、この学びを自社の運営と事業にもきちんと落とし込みたいと考えています。「起業家としての刺激」と「グローバルで戦う企業としての自社の在り方」を強く感じまた考えられる貴重な場でした。
株式会社T.Y.Mコーポレーション　代表取締役　松田智久