EO Osaka Global University
9月30日~10月3日の4日間、EO Osakaが主体となって、EO最大のイベント「Global University」を行いました。「Global University」は起業家の学びの場として、毎年2回世界各国で数百名の起業家が集まり開催されていますが、今回は「一期一会」をテーマに大阪・京都の2都市で開催することができました。
EO Osakaは「アジア経済のハブを関西に構築する」という大きな理念を掲げて初代会長の谷井が2010年7月に立ち上げたチャプターで、今や30人超の起業家が集い日々切磋琢磨して互いに学び合っています。大阪への「Global University」の誘致は、理念の実現に向けてアジア経済におけるプレゼンスを発揮するために必須であると考え、インターナショナル理事としてグローバルイベントへの参画や誘致に取り組んできた私自身がコミッティーチェア(実行委員長)の役を拝命し、EO Osakaメンバーが一丸となって1年以上前から取り組んできました。
この「Global University」は大きく4つに分かれており
・起業家同士の懇親を目的としたディナーソーシャルイベント
・国内外の著名なスピーカーから学ぶラーニングイベント
・開催国の世界的企業に訪問して企業戦略を学ぶラーンアラウンド
・開催国の文化を学ぶオフサイトアクティビティー
それぞれEO Osakaメンバーが分かれて委員会を組成し、参加者の「Once in a lifetime experience(一生に一度の経験)」を実現すべく、本当に何度も何度も深夜まで激論を繰り返しながら創り上げていきました。
当然ながら、「University」会期中は、連日連夜EO Osakaメンバー一丸となって凄まじいホスピタリティーを発揮しました。その結果、参加者の皆さんに、日本そして大阪の価値を大きなインパクトとして感じていただくことができました。この経験によって、確実に「アジア経済のハブを関西に構築する」という理念が近づいてきたことを強く実感しています。
初日、400名を超える世界各国からの起業家をEO Osakaメンバーがお出迎え。ここはどこの国だろうと思わんばかりのグローバルな雰囲気の中「University」はスタートしました。
前述したとおり、今回の学びのテーマは「一期一会」。
建築家の安藤忠雄氏、経済学者で元国務大臣の竹中平蔵氏など18名の国内外の著名なスピーカーの「一期一会」に絡めた講演や、関西の世界的企業で経営戦略を学んだり企業内見学を行うイベントを通じて「大変貴重な経験になった」との声があちこちからあがるほどのクォリティーを発揮できました。
ディナーソーシャルイベントは4日間を通じて大きく盛り上がりましたが、特に縁日をテーマとしたソーシャルイベントはEOの勢いが感じられるものとなりました。ザ・リッツカールトン大阪に櫓を立て屋台を入れて日本の祭りをイメージした会場をつくり、全員で盆踊りを踊って強烈な熱気が生まれ、さらに福娘や和太鼓が登場するなど大迫力でした。
最終日には京都へ移動し、嵯峨天皇が1200余年前に建立された大覚寺を貸し切ってのガラパーティーとEO ASIAの20周年記念セレモニーで締めくくりました。
当然、重要文化財である大覚寺の貸し切りってのパーティーには様々な制約もあり大変なことでもありました。しかし、EO-Tokyoメンバーと協同して素晴らしいソーシャルイベントを実施することができ、さらにはEO-Tokyoメンバーが100人超と今年日本で3番目のチャプターとして発足したEO-Tohokuから16名ものメンバーがジョインしてくださり、大変盛大なものとなりました。参加者に大阪・京都のパワーや伝統を感じていただけたと思います。
4日間行われた「EO Osaka Global University」のすべての行程が終了し、改めて心の底から、企画運営に素晴らしい行動力を発揮してくださったEO-OsakaそしてEO-Tokyo、EO-Tohokuメンバー、参加してくださったグローバルメンバーに感謝と尊敬の念を抱きました。
そして400名超の参加者はいずれも世界の名だたる企業経営者ばかりで、EO-Osakaメンバーにとって、ここで得た人脈はこれからのグローバルビジネス展開に大変貴重なものとなりました。
本当にありがとうございました。
株式会社ブルーク 代表取締役 青松 敬介