2025年の関西合同例会 ~心を救うビジネス

去る2025年2月12日にANAクラウンプラザホテル神戸にて京阪神合同例会が行われました。

神戸チャプターがホストとなり神戸チャプターの村田会長による挨拶で開始されました。

49230_0Fun Japan 2025 in 大阪の案内を大阪チャプター辻野会長より6/21オールジャパンラーニングサミット、6/22GSEA世界大会、6/23MY EOイベントの告知が行われました。

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2月合同例会のテーマは『心を救うビジネス』ということで特定非営利法人ジャパンハート最高顧問/ファウンダー/小児外科医の吉岡秀人先生をお迎えして『心を救うビジネス』吉岡先生自身の経験から生まれた信念を語ってくれました。

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ラーニング理事のエナミン、ご招待ありがとうございました!

 

吉岡先生は吹田市生まれで、現在60歳。幼少期に戦後の混乱や貧困、戦争の影響を受けた地域で育ち、その経験が医師を志すきっかけとなりました。特に、手足のない人々や車椅子でも動けない人々の姿が強く印象に残り、社会的な安定の重要性を感じられたといいます。

 

10代の頃、将来について悩んだ吉岡先生は、医師になることを決意。30歳の時にミャンマーでの医療支援に携わり、現在も戦闘地域に留まりながら医療活動を続けています。ミャンマーでは、経済封鎖や貧困の中で医療を提供し、特に小児患者の治療に力を入れています。停電や設備不足の中でも、懐中電灯を使いながら手術を行うなど、困難な状況で医療を続けてきました。懐中電灯でオペを行うって、自分の生きてきた環境からは考えられないことだなと実際目にすると更に印象が変わる気がします。

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吉岡先生は、医療を通じて患者の人生の質を向上させることを使命とし、特に貧困地域での医療支援に力を注いでいます。カンボジアでは小児がん専門の病院を設立し、現地スタッフの育成にも尽力。現在は、カンボジアの新空港近くに大型病院を建設中で、治療費無料で世界中から支援を集めています。現在は6億円の共感する人達から支援が集まっているとのことですが、円高により価格が上昇していてまだ足らないとのことです。

完成予想図

吉岡先生は、医療を通じて子供たちの未来を変えることが最大の投資だと信じており、日本の医療にも逆輸入する形で貢献していく、途上国から日本をも巻き込むという発想はまさに成長につながる精神なのだろうなと学びになりました。

吉岡先生の人生観は「人生は有限であり、何かを成し遂げることで寿命を別のものに変えていく」というもので、その信念が吉岡先生の活動を支えています。

吉岡先生、貴重なお話ありがとうございました。

講演が終わり、京都の石井次期会長のよる乾杯!

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2025/3/10異文化交流 すいません、今日あげてしまいました、、

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3チャプター会長によるジャーニーセッション

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エナミンは100万円寄付してました!私も少額ですがさせて頂きました。

https://www.japanheart.org/reports/reports-cambodia/250310.html

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締めの挨拶はEO大阪 宮村次期会長によって無事閉会致しました。49201_0