EOで出会った仲間と、自分の限界を越えていく
株式会社nicott 代表取締役 田村雅也さん(EOネーム:たむちゃん)
■「このままではまずい」──そんな焦りの中で出会ったEO
「事業の成長が鈍化していたんです。
もっと上に行きたい。でも周囲を見渡すと、自分より若い経営者ばかり。これ以上上にはいけないと焦りましたね。」
美容業界で16店舗を展開していた田村雅也さん。
順調に見えていたその裏で、売上の伸び悩み、組織の壁、そして何より「誰にも相談できない孤独」に苦しんでいました。
「決断が遅れて、遠回りばかりしていた。
まわりに経営者仲間はいたけど、みんな同業。利害が絡むからこそ、本音で話せなかった。」
そんなときに出会ったのが、EO(Entrepreneurs’ Organization)でした。
「なんとなくキラキラして見えた。
“おっさんばっかりの組織”でもなく、“イケイケなスタートアップ経営者だけの集まり”でもない。
本気で事業を伸ばしたい人たちが、真剣に学び合っている。そんな場所を求めていたんです。」
■フォーラムという、“心の奥を語れる場所”
EOに入って最も大きかったのが、EOの象徴とも言える「フォーラム」の存在だった。
「フォーラムは、ただの情報交換じゃない。“心の内側”を語れる場所なんです。」
ときには会社の危機、家庭の不安、自分の弱さ──
そんな繊細な部分を開きあうからこそ、相手の言葉が表面じゃなく“本音”として胸に響く。
特に印象に残っているのが、リトリート(合宿形式の深い対話の場)での経験。
「正直、行きたくなかった(笑)。団体行動が苦手で、人と同じ部屋で寝るなんて無理って思ってました。でも……行ってみたら、価値観がひっくり返った。」
国内2泊3日や海外での1週間の旅を通して、テーマを持って語り合い、「5%の本音」を開いていく中で──
「“ドライに見えるけど、本当はめっちゃ愛情深いよね”って仲間に言われた瞬間、胸にきました。
本当の自分を分かってもらえた気がして、涙が出ました。
40歳超えて、人前で泣いたのなんて初めてですよ。」
フォーラムの仲間たちは、利害関係ゼロで、心から自分を承認してくれる存在。
家族のように深く信頼し合えるからこそ、安心してさらけ出せる場所になる。
■事業の成長以上に、“人間としての変化”が起きていた
EO入会から、年商は3 → 9億へ。
店舗数も倍増しました。
でも、田村さんは語ります。
「EOに入ってなくても、事業はある程度伸びていたかもしれない。
でも、“中身の濃さ”がまったく違ったと思う。」
たとえば、財務や組織づくりで悩んだとき。
「EOには必ず誰か“実践している仲間”がいて、すぐに『この人に聞いてみたら?』って繋いでくれる。
しかも全員が本音で話してくれるから、遠回りせずに済む。」
それに、自分よりすごい人ばかりだから、自然と謙虚になれる。謙虚じゃないと、学べないし、伸びないと感じている。
そして何よりも大きかったのは、“人としての柔らかさ”の変化。
「昔は、意見を100%通していたし、人の話を聞かなかった。
でも今は、他人の意見を受け入れられるようになったし、感情も出せるようになった。
妻への感謝も、家族を大切に思う気持ちも、昔は“どこかで封じてた”。
EOのおかげで、それにちゃんと気づけたんです。」
■EOは「ただの友達」じゃない。“志をともにする仲間”
EOの仲間は、ただの飲み仲間じゃない。
「月例会でも、委員会でも、フォーラムでも、“学びに変える姿勢”が全員にある。
だから、小さな気づきでも見逃さず、自分の成長に繋げられる。」
最近では、「100億突破会」というフォーラムにも参加。
「年商5〜20億のメンバーが、“本気で100億を目指すには何が必要か”を徹底的に語り合ってる。
財務、組織、戦略……全部聞ける。みんなガチで話すから、めちゃめちゃ勉強になる。 あの場は刺激の塊ですよ。」
■今、悩んでいるあなたへ──EOは“未来の自分に出会える場所”
「EOに出会ってなかったら、自分はもっと閉じていたと思う。
成長スピードも遅かったし、人間的にもずっと“井の中の蛙”だったかも。」
入会のきっかけは、たまたま見たサイト。
「例会では特に何も感じなかった(笑)でも、直感的に“この組織に身を置こう”と思ったんです。」
最後に、今EOへの入会を迷っている人に向けて、こう語る。
「EOには“利害のない真剣な仲間”がいる。
一人で悩んで、遠回りしてるなら、飛び込んだほうがいい。
ここには、自分の殻を破って、次のステージに行ける“何か”が、絶対にある。」
田村雅也(たむら まさや)|EOネーム:たむちゃん
株式会社nicott代表取締役。美容業界で35店舗(直営23店舗、FC12店舗)を展開し、EO大阪にてフォーラム活動や「100億突破会」などにも積極的に参加。人と組織、そして自分自身の変化を楽しみながら、次なるステージを見据えて挑戦を続けている。
編集後記
取材を通して、たむちゃんの言葉に何度も胸が熱くなりました。
「もっと成長したい」という思いを抱えてEOに飛び込んだ彼が、仲間と出会い、自分の弱さを認め、それを強さに変えていく姿。まさに、EOが持つ可能性そのものだと感じました。
私自身もEOに入会したばかりで、右も左も分からない中でこのインタビューをさせていただき、これからの道が楽しみで仕方ありません。
仲間とともに、限界のその先へ──。
株式会社ハグオール 代表取締役 梶谷江世
EOネーム:かじちゃん






