メンターシッププログラムとは
企業経営はその成長ステージや経営ステージによって様々な課題や超えるべきハードルが存在します。一方で、その経営ステージはスタートアップステージやIPOステージや拡大ステージなど、俯瞰してみると先輩経営者が辿ってきたステージを次の後輩経営者が辿っていくように、同じ道や同じ課題を経験する事が多い傾向があるものです。
メンターシッププログラムは、EOのその経験なナレッジを厳格なルールに定められた上で、Mentor(相談を受ける先輩経営者)とMentee(相談をする後輩経営者)が一対一でその経験をシェアし、その過程でかけがえのないフィードバック、知見、知識を得ていただくことを目的とした、次世代の起業家育成プログラムです。EO Osakaでも、平成28年度よりメンターシッププログラムを導入し、年代や世代を超えた経営者同士の縦の関係構築、個人ならびに起業家としての成長支援を行っています。

2017年よりEO Osakaにも導入
EO Osakaではこのメンターシッププログラムを一年完結型で2017年度は9組選定。定期的にMentorとMenteeとの会合を開催し続けることによって、お互いの信頼関係や成長実感を確認し合いながら経営者個人の人間としての成長を図っています。
またEOでは円滑なメンターシッププログラムの運営のサポートを行うために、メンターシップ理事を中心として各国のメンターシップトレーナーと連携したスペシャルノウハウの習得を実施しながらMentorとMenteeのメンバーアサイン、課題解決、成長機会のイベント企画などを行っています。
メンターシッププログラムの流れ
メンターシッププログラムは、Mentee (相談を受ける先輩経営者)とMentee(相談をする後輩経営者)が毎月約3時間の会合を開催。測定可能で達成可能な目標を設定し、1年かけて実現に向けて動きます。
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メンバー募集
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応募・面接
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マッチング
ペア決定 -
トレーニング
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目標設定
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コーチング
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振り返り
プログラム終了
Mentor・Mentee、双方のメリット
Mentorには自社の未来のCOO育成などに役立つような「コーチングスキルの習得」や「貢献する事の素晴らしさの再発見」というメリットを享受したり、Menteeには「期間限定の外部コーチ」や「良き先輩経営者の相談や知見の獲得」などを享受できるというメリットがあります。
Mentee
後輩経営者
- 毎月強制的に経営課題に向き合い取り組むことができる
- Mentorの成功・失敗からの学び
- モチベーションの維持・向上
- 人格・人間力の学び
- ビジネスへの直接的な好影響
Mentor
先輩経営者
- 自社の経営への気づき
- 幹部層への教育や事業化以前の
トレーニング・経験値獲得 - Menteeへの深い感情移入
(成長や達成への喜び) - EOメンバーへの貢献とやりがい
経営課題に
向き合う